違いを力に変えるプランナー

Tiimoはひとつの問いから始まりました。ADHDの人にとって、もっと使いやすいプランニングツールは作れないだろうか?リサーチプロジェクトとして生まれたTiimoは、今では100万人以上に愛用される、現実の生活と脳の使い方に合ったツールへと進化しました。

Tiimoを作った理由

多くのプランニングツールは、私たちのようなユーザーを想定していません。完璧な集中力やスムーズなタスク開始、固定されたルーティンが前提となっており、自閉スペクトラムやADHD、実行機能に課題がある人たちは取り残されがちです。

Tiimoはその常識を変えるために生まれました。私たちのツールは、視覚的で柔軟性があり、神経多様性をもつ人たちが実際にどのように計画し、考え、行動しているかをもとに設計されています。

実行機能について詳しく見る
Abstract illustration of a person gracefully balancing large app widgets, set against a gradient purple background, symbolizing focus and organization.
Tiimo founders Helene and Melissa standing against a neutral background. Helene wears a green tank top, and Melissa wears a tan button-up shirt, showcasing a simple and modern style.A phone home screen with a Tiimo widget labeled “Wrap up loose ends” showing 12 minutes left in the task timer.

リサーチから社会的インパクトへ

Tiimoは2015年、コペンハーゲンでHeleneとMelissaにより共同設立されました。神経多様なティーンへのテクノロジー支援をテーマにしたリサーチプロジェクトが、その原点です。MelissaがADHDとディスレクシアの診断を受けたことで、この取り組みはより個人的で強い使命へと変わりました。

現在、Tiimoは受賞歴を持つアプリへと成長し、100万以上のダウンロード数を誇り、Apple Design Awardファイナリストにも選出されています。けれども何より大切なのは、従来のシステムに馴染めなかった人たちの日常に寄り添う、信頼される存在であることです。

ユーザーの声を見る
Illustration of two hands coming together to form a heart shape, symbolizing connection and care.

「ADHDとディスレクシアを通して、世界が私のような脳の仕組みに合っていないことを実感しました。だからこそTiimoを作ったのです。プランニングがもっと簡単になって、本当に自分の役に立つものになるように。」

Melissa, 共同創設者

コミュニティと共に作る

Tiimoは、「違い」を強みに変える人たちと一緒に作られています。私たちは小さなチームですが、コペンハーゲンを拠点に、当事者の声とインクルーシブなデザインを融合させてツールを開発しています。

私たちは閉じた環境でプロダクトを作りません。すべての機能は、神経多様なユーザー、臨床家、教育者、研究者と協働しながら形にしてきました。「共創」とは、ただの言葉ではなく、必要とする人たちの声に耳を傾けることから生まれます。

Tiimoの開発に参加する

「脳の違いには、それぞれに合ったツールが必要です。Tiimoはアクセシビリティと神経多様性を前提に、ゼロから設計されています。」

Helene, 共同創設者

Tiimoを体験してみませんか

Tiimoは、ADHDや自閉スペクトラムの人たち、そして明確な構造の中で安心して過ごしたいすべての人に向けたビジュアルプランナーです。集中力を保ち、頭の中をスッキリさせ、自分にとって大切なことにしっかり取り組める毎日へ。